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甲状腺に生じるろほう性腫瘍について

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甲状腺には、ろほう性の腫瘍が発生することがあります。

 

こういった腫瘍には悪性と良性があり、診断の際には両者を見分けることが必要です。

 

いずれの場合にも自覚症状は少なく、柔らかいしこりがゆっくりと大きくなっていくのがこのろほう性の腫瘍の特徴と言えます。

 

確定診断は主に腫瘍を摘出して行なわれるのが常です。

 

ろほう性の場合には、悪性と良性との区別がつきにくいということが問題です。

 

血液検査やエコー検査などを元に通常は診断が行なわれます。

 

良性の可能性が高い場合には、定期的な経過観察で済むことが大半です。

 

症状に変化が見られなければ、特に治療の必要はないとされています。

 

悪性が疑われる場合や大きくなってきた場合には、手術が一番の選択肢です。

 

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甲状腺に発生する腫瘍は日本人には比較的多く、特に女性に頻発する傾向が見られます。

 

万が一がんと診断された場合にも、甲状腺のがんは進行が遅いことが常であるため適切な治療を受ければ予後は良好です。

 

転移や急激な進行がなければそのまま経過観察で過ごせる場合があるのが、甲状腺のがんの特徴となっています。

 

放射性カプセルを用いたアイソトープ治療を併用することで、再発のリスクを減らすことが可能です。

 

甲状腺は喉仏の下にある器官であり、自分でも皮膚の上からある程度存在を感じることが出来ます。

 

ですので、何らかの異常があれば発見しやすいのが一つのメリットです。

 

経過観察中でも変化が容易に把握出来ることから、早目の対処が可能になります。

 

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