甲状腺疾患のバセドウ病と食事制限について
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甲状腺の病気であるバセドウ病の場合にも、一定の食事制限が必要な場合があります。
バセドウ病の治療中に時に制限されることがある成分が、例えばヨードです。
ヨードは海藻類や魚介類に多く含まれており、治療の内容によっては一時的に制限がされます。
ヨードは甲状腺に取り込まれる性質があるため、甲状腺ホルモンの分泌に少なからず影響を与えることが問題です。
また、バセドウ病の治療薬を服用している場合は、薬の作用を強める食品の摂取をある程度抑えることが必要となります。
大豆やアブラナ科の野菜は、取り過ぎると薬の働きに影響を与えることがあるため適量に留めておく方が賢明です。
日常生活においてのバセドウ病の食事制限は、一般的には然程厳しくないと言えます。
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特定の検査を行なう場合は、検査前に限ってヨードの摂取量を最小限に抑えることが求められます。
このような場合は、昆布や魚介のだし汁にも注意をすることが大切です。
魚介を使用した練り製品などは特に見落としがちな食品となります。
甲状腺ホルモンの値が安定すれば、食事制限は通常は必要なくなるのがバセドウ病の特徴です。
極端な過剰摂取を避けることは必要ですが、余り神経質になるのは却ってマイナスとなります。
この病気は、概して体力を消耗しがちです。
ですので、治療中はなるべく栄養価が高く消化の良い食品をとる工夫が功を奏します。
動悸を悪化させる食品の摂取を避け、不足しがちなビタミンやミネラル、たんぱく質を十分に食事に取り入れるのがコツです。スポンサーリンク
