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甲状腺肥大に対して病院ではどのような対処をしているのでしょうか

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甲状腺とは、人間が生きていく上で必要となるホルモンが分泌される部分のことです。
そんなホルモン分泌に不可欠なものが、食べ物に含まれるヨードという栄養素です。
甲状腺肥大とは、このヨードという栄養素が不足したり、あるいは過剰に摂取してしまうことで、ホルモン分泌に乱れが生じ、脳から甲状腺に届く刺激が強くなり過ぎることで甲状腺が肥大する病気です。
また、甲状腺そのものの異常が原因となっている場合もあります。
甲状腺肥大の初期の頃は、わずかに喉が大きくなっている程度で気がつかないことが多いのですが、段々と症状が進行すると、喉が大きく膨らんで腫れたような状態になって来ます。
そこで初めて本人も周囲の人も気がつくのです。
このような状態が認めれたら、病院の内科か内分泌科を受診しましょう。

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そもそも甲状腺という部位は肥大しやすい臓器であるため、甲状腺肥大という病気はそれほど珍しいものではありません。
病院では、様々な検査が行われます。
まずは触診から始まり、血液検査によるホルモン量の計測、レントゲン、エコー、CT、MRIなどの画像診断まで行い、細かく状態を診て行きます。
日本の食生活においては、ヨード不足というケースはほとんど見られないため、甲状腺肥大を引き起こしている要因は2つに絞られます。
まず1つ目は、甲状腺の機能異常を引き起こす病気によるものです。
そしてもう1つは、悪性腫瘍によるものです。
機能異常の場合には機能の正常化のためのホルモン療法が行われます。
また、悪性腫瘍の場合には摘出手術という手段が取られます。

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