MENU

太る等の症状が現れる甲状腺機能低下症について

スポンサーリンク

甲状腺機能低下症とはその名前からも分かるように、何等かの理由で甲状腺の働きが低下するという疾患になります。
甲状腺とは喉にある器官の一つで、喉仏の下にちょうど蝶が羽を広げたような形をして存在している事で知られています。
甲状腺は数種類のホルモンを分泌する事を主な役割としていて、その代表的なものが甲状腺ホルモンになります。
 甲状腺ホルモンには新陳代謝を活発にして、全身を元気に活動的にするという働きがあります。
そのため甲状腺機能低下症になって甲状腺ホルモンの分泌量が減少すると、全身に様々な症状が現れてしまいます。
 甲状腺機能低下症が発生する原因については複数考えられますが、中でも代表的なのが橋本病が原因で発症してしまうパターンです。
橋本病は甲状腺に慢性的な炎症が起きてしまうという疾患で、これにより甲状腺が正常に機能出来なくなって発症する事があるのです。
 この疾患はひどくなると日常生活に支障をきたす可能性も出てくるので、早めに病院を受診するのが望ましいと言えます。

スポンサーリンク

 甲状腺機能低下症を発症した場合に現れる症状としては、全身の倦怠感や無気力感、皮膚の乾燥や便秘等の症状が挙げられます。
それ以外にも太るという症状に悩まされる人も少なくないのですが、この太るという症状も決して珍しいものではないです。
 前述したように甲状腺ホルモンは新陳代謝を活発にするという働きがあるので、このホルモンの量が低下すると新陳代謝が弱まります。
これによって通常の生活で消費されるエネルギーの量も低下するので、余ったエネルギーが蓄積して太るという症状が発生するのです。
 太るという状態になると見た目に好ましく思われない事も少なくないため、太るという状態からの出来るだけ早い脱却を希望する人もいます。
甲状腺機能低下症で発生した太るという症状を改善するためには、甲状腺機能低下症をきちんと治療するのが一番大切だと言えます。
甲状腺機能低下症が治れば新陳代謝も発症前の状態に戻るので、自然と太るという症状が改善されていきます。
 甲状腺機能低下症の治療方法については食事療法やホルモン補充療法等があり、状態等を見て治療方法が選択されます。

スポンサーリンク