橋本病　薬　チラージン　副作用

甲状腺　治療　症状 ＞ 橋本病の症状や原因は？めまいなど治療法 ＞ 橋本病の薬として処方される「チラージン」の副作用とは？

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橋本病という病気を聞いたことがありますか。
あまり聞かない病気だと思います。
甲状腺ホルモンが関与する病気です。
甲状腺機能亢進症のバセドウ病という名前は聞くと思います。
橋本病は甲状腺の機能が低下してしまう病気です。
バセドウ病と同じで、原因はよくわかっていません。
甲状腺の機能が亢進するバセドウ病と低下する橋本病には、遺伝や環境との関係が調べられていますがよくわかっていません。
橋本病の人には、血縁関係にバセドウ病や橋本病の人が発生しているケースも見られます。
ただし、橋本病は本人に異常があり調べるという事が無いと気づかないケースも多く見られます。
甲状腺を標的として何らかの原因で自分を攻撃する抗体が発生して、抗体が甲状腺を攻撃、甲状腺に炎症を発生させて、甲状腺ホルモンの分泌が減るというしくみで甲状腺の機能低下が発生します。
ただ、バセドウ病とは攻撃部位が異なり、甲状腺の細胞の中にあるたんぱく成分が自己免疫の標的になります。
バセドウ病では、甲状腺の濾胞細胞にある甲状腺刺激ホルモンの受容体が攻撃されます。
病院へ通院中は、バセドウ病の治療薬の副作用として甲状腺機能低下が発生し、橋本病と診断される事もあります。

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橋本病の症状は、頸部の腫れたような感じや、疲労感、無気力感、冷え性がひどくなる、全身の筋肉に柔軟性が無くなる、いつも眠い、体重の増加、便秘、月経過多・不純、抜け毛などさまざまな症状が出現します。
治療薬としてはチラージンを処方されます。
適用量が状況によって異なるので、すぐに効果が出る薬ではありませんので、投薬量などがはっきりするまでに時間がかかります。
副作用が出ない程度にチラージンを服用しながら、定期的に血液検査を行い少しずつ内服量を増やしていきます。
薬の副作用における甲状腺機能亢進の状況がでないように気を付けなければいけません。
橋本病の処方薬チラージンのおもな副作用として、胸の痛み、だるさ、食欲不振、嘔気、発熱、血圧低下、動悸、脈拍増加や不整脈、震え、不眠、めまい、発汗、イライラや不安感、体重減少などいろいろと出現します。
チラージンのコントロールは薬剤量の調整が難しく病院への受診にて増えすぎて副作用が出ない程度に根気よく調整しなければいけません。
完治するのは難しいですがコントロールは可能な病気です。
最近はチラージンだけでなく副作用の少ないチラージンSやチロナミンなどのチラージンに類似した薬もありますので、薬剤があわず副作用が発生するときは医師に相談するようにしましょう。

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