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甲状腺機能低下症の治療と薬の副作用について

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甲状腺は新陳代謝に関わるホルモンの生成を行っています。
そして、甲状腺に異常が起こりホルモン生成にも影響が起こります。
「甲状腺機能低下症」「甲状腺機能亢進症」「甲状腺肥大」などがあります。
これらの中で甲状腺機能低下症幅広い年代で発生する病気です。
ホルモン生成が低下することで、「むくみや皮膚の乾燥、便秘など」の症状が現れてくることが多く、体の代謝機能が著しく落ちてくるのが特徴と言えます。
また太りやすくなり、体が重苦しく感じられることもあります。
肉体だけの症状にとどまらず抑うつや無気力といった症状も生じてくるため、うつ病などの精神疾患と間違われることも多いのですこの病気は、甲状腺ホルモンの分泌が低下することによって起こります。
原因は不明のことが多いのですが、女性ホルモンの変化や遺伝的体質が関わっているケースも見られます。
実際、甲状腺機能低下症は産後の女性にも多く発症するもので、一時的な症状を経て回復する場合も少なくないのです。
甲状腺機能低下症の治療は主に内科で行われます。

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甲状腺機能低下症の治療では、甲状腺ホルモン剤が使用されます。
こういった治療薬を定期的に服用することで、足りなくなった甲状腺ホルモンを補ってあげるわけです。
これによって体の新陳代謝を整えるということがあるのですが、他にも甲状腺がホルモン生成を無理に行っているということもあるため、この場合には甲状腺の負荷を軽減するということもあります。
また通常は服用による副作用はないとされていますが、心臓疾患などをもっている方の場合には、服用開始後は症状に留意する必要があります。
甲状腺ホルモンは、拍動に大きな影響を与えているため過剰に薬を摂取すると動悸などの副作用が現れることも十分考えられます。
従って、自己判断で薬の量を調整せずに医師の指導に沿って服用を続けていくことがこの薬の場合には大切になるのです。
甲状腺機能低下症の薬の服用は、長期間にわたることが多いため、途中で油断をしないことが求められます。
ホルモン剤の使用により甲状腺のホルモン生成が正常に戻ることもあるため、勝手は判断での治療の中断などは行わないようにしてください。

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