甲状腺癌の手術費用について
甲状腺の病気には様々ありますが、大きく共通する特徴として、甲状腺の腫れがあります。
これによって甲状腺の異常が発見されることが多いです。
そして喉仏のあたりにしこりができているという場合で、「甲状腺癌」である場合もあります。
甲状腺癌と一口に言っても、いくつかのタイプに分けることが出来ますが、最も多いとされているのが、乳頭癌です。
甲状腺癌の8割以上を占めると言われています。
自覚症状はほとんどなく、10代から高齢者まで年齢に関わらず発症するという特徴があります。
進行は非常にゆっくりであり、甲状腺と甲状腺のまわりにあるリンパ節を取り除く手術を行うことにより、予後は良好であると言われています。
乳頭癌である場合には手術後、抗癌剤治療や放射線治療を行う必要はありませんが、甲状腺を全てもしくは大部分を切除した場合には、甲状腺ホルモン剤を服用し続ける必要があります。
甲状腺乳頭癌の場合の入院期間は「1週間から10日程度」と言われています。
費用は、入院期間などにより多少違いはありますが、20万円から30万円ほどの自己負担であると言われています。
また、入院期間が月をまたがない場合には、高額療養費制度を利用することで、費用負担を軽減することが出来ます。
ここで事前に高額医療となるとわかっている場合には、事前に市町区村の役所もしくは会社に報告することで、入院前に対応してもらえることがあります。
早めの深刻をすることで個々の負担が軽減されるので確認されることをお勧めします。
また甲状腺切除後に服用するホルモン剤に関しても、1年で約1500円程度であると言われています。
発生する割合が低く、悪性度の高い悪性リンパ腫であった場合には、声のかすれや痛みなどの自覚症状がある場合もあります。
このタイプの癌であった場合には、手術ではなく放射線治療や抗癌剤による薬物療法が行われ、費用は治療方法により異なります。
治療費や入院費というのは、医療機関によりさまざま異なりますので、入院前にしっかりと医師の方と相談し、しっかりとしたプランを立てるようにしましょう。
