MENU

手術等の治療方法がある甲状腺肥大について

スポンサーリンク

甲状腺とは喉の前面にある器官で、その見た目はちょうど蝶が羽根を広げている姿に似ています。

 

甲状腺が持つ主な役割はホルモンの分泌で、甲状腺ホルモン等といった複数のホルモンの分泌を行ないます。

 

 ただ、この甲状腺は時として何等かの理由で疾患を発症する事があり、その代表的なものに甲状腺肥大が挙げられます。

 

この疾患はその名の通りに甲状腺が肥大してしまうというもので、喉の前面がポッコリと膨らみます。

 

 この肥大が発生する原因は複数あるのですが、代表的なものとしては悪性腫瘍やヨード不足があります。

 

ヨードとは海藻等に含まれている成分で、甲状腺がホルモンを作る際に必要不可欠なものになります。

 

このヨードが体内で不足すると、甲状腺は少しでも多く吸収しようとして肥大してしまう場合があるのです。

 

スポンサーリンク

 甲状腺肥大を発症した場合に現われる症状については、自覚症状があまり発生しない事が多いという特徴があります。

 

そのため初期で気付く事は難しく、ある程度まで肥大が進み、目で見て確認出来るようになってから治療をする人も多いです。

 

ただ中には甲状腺が肥大する事で喉が圧迫されて、その違和感で発症に気付くというケースもあります。

 

 甲状腺肥大の治療方法については、どういった原因で症状が現われているのかによって異なってきます。

 

肥大の原因が悪性腫瘍によるものならば、手術でその悪性腫瘍を切除するという治療が行なわれる事になります。

 

また手術以外にも、体内のヨード不足によるものならば、食物や錠剤等でヨードを補うという方法で症状が改善します。

 

スポンサーリンク