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さまざまな症状のタイプがある甲状腺肥大症

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甲状腺はホルモンを作り出す機能があり甲状腺が異常をきたすと肥大してしまう場合があります。
甲状腺が肥大してしまう症状のことを甲状腺肥大症といいます。
甲状腺肥大症はさまざまなタイプがあり、それぞれのタイプによって症状が異なります。
まず甲状腺の働きが変化してしまうタイプの症状に甲状腺機能亢進症と甲状腺機能低下症があります。
甲状性機能亢進症は、甲状腺ホルモンの合成が多くなりすぎてしまって、全身の代謝が過度に高まってしまうことをいい、甲状腺機能低下症は甲状腺ホルモンの合成が少なくなってしまうことによって、甲状腺の機能が低下してしまうことを言います。
他にも甲状腺の形が変化してしまうことによって異常をきたしてしまう場合があります。
甲状腺の形が変化してしまうタイプのものには、びまん性甲状浮腫と結節性甲状浮腫があります。
びまん性甲状浮腫は甲状腺全体がそのまま大きくなってしまう状態のことで、結節性甲状浮腫は甲状腺の一部にしこりができたものです。

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びまん性甲状浮腫には、単純性びまん性甲状浮腫とパセドゥ病、橋本病と亜急性甲状腺炎がありそれぞれ症状のタイプが異なります。
単純性びまん性甲状浮腫はびまん性甲状浮腫があるだけでホルモンの合成には異常がないものを言います。
特に治療はしなくてもよいのですが、将来パセドゥ病や橋本病になる可能性があるので、経過をよく気を付けなければなりません。
パセドゥ病は甲状腺に刺激を与える物質があることによってホルモンの合成が高まりすぎてしまう病気です。
精神的には落ち着きがなくイライラしたり不眠になったりします。
また食欲増してたくさん食べているのに体重が減ってしまったり、顔つきや目つきがきつくなったりします。
橋本病は慢性の炎症が起こる病気で、ホルモンの合成が低下してしまう場合もあります。
橋本病の症状としてはむくみが出たり、強い疲労感を感じたり体重が増えたりします。
このように甲状腺肥大症の症状はさまざまなタイプがあるので注意が必要です。

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