甲状腺ホルモン薬の副作用について
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甲状腺ホルモン薬には一定の副作用があることで知られています。
中でも皮膚の痒みや発疹はポピュラーな症状です。
多くの場合、このような症状は服用を開始して間もなく現れてきます。
場合によっては薬を途中で変えなければならないこともありますが、アレルギー症状を抑える薬を服用することで症状がおさまることが大半です。
この薬の服用中に一番気をつけなければならないのが、無顆粒球症と呼ばれる副作用です。
こういった状態になると、高熱や喉の痛みなどが生じてきます。
体の抵抗力が著しく落ちるため、速やかな対処が必要です。
発生の頻度は非常に少ないとされていますが、服用開始後3カ月程度は特に体調の変化に気を配ることが大切です。
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甲状腺ホルモンを抑える薬を服用している場合には、甲状腺ホルモンの値が下がることでも特有の症状が出てくることがあります。
むくみやこむら返り、皮膚の乾燥などが想定される症状です。
甲状腺ホルモンを調整している間は肝機能にも若干の異常値が見られることが多く、疲れやすさやだるさを感じる方もいます。
服用後ある程度の時間が経過すれば、副作用が発生する可能性は減ってきます。
ですので最初の数ヶ月間を乗り切ることが、甲状腺の病気を治療する上では重要な課題です。
副作用の有無を把握するためには、定期的な血液検査を受けることが求められます。
最初は2週間に1回程度の診察や検査が必要ですが、徐々に間隔を空けていくことが可能です。
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