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甲状腺機能低下症に影響する食品選択について

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甲状腺機能低下症は、甲状腺自体の直接的障害や摘出・脳の病気の二次的な症状・放射線治療の副作用等によって、甲状腺ホルモンの分泌や産生が低下している状態の事を指します。
エネルギー循環に影響を及ぼす為、倦怠感等の全身症状やうつ症状を呈する事もあります。
甲状腺そのものが失われていないケースでは、低下した機能を活性化させるような栄養素を積極的に摂取する事によって甲状腺機能低下症の改善・治癒を見込む事が出来ます。
一方で食品の中にはそれらの栄養素の吸収を阻害したり、ホルモン利用の阻害となり得る成分が含まれているものも少なからず存在します。
従って症状の改善の為には、食生活における食品の選択が重要な鍵を握る事となります。

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そこでまず避けるべき食品としては、大豆製品・アブラナ科野菜(ブロッコリー、キャベツ、大根等)・レバー・桃・梨が挙げられます。
これらの食材には、甲状腺ホルモンに抵抗性を示す成分が含まれる為です。
その上でタンパク質・ビタミンB群・ビタミンCを含むものを積極的に摂るようにします。
ビタミン類に関しては水溶性で過剰摂取の弊害も少ないと考えられる事から、サプリメントの活用も1つの方法となります。
食品であれば、レバーを除く肉・魚・避ける方に該当しない果物等が該当します。
また海藻類に多く含まれるヨードも、甲状腺ホルモンの主成分でもある事から基本的には摂取が望ましくなります。
但しこちらについては過剰摂取が低下症を強める事もあり得る為、摂取量などの決定については医師の指示を仰いで置くべきと言えます。

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