橋本病　コレステロール　関係

甲状腺　治療　症状 ＞ 橋本病の症状や原因は？めまいなど治療法 ＞ 橋本病とコレステロールの関係と橋本病の血液検査について

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橋本病は甲状腺に炎症が起きる病気です。
初期の段階では無症状の場合もありますが、病状が悪化すると甲状腺の機能が低下することで甲状腺ホルモンの分泌量が減少します。
この病気では、本来は外敵から自分を守る免疫系が、何らかの異常で自分の正常な組織や細胞を攻撃するという自己免疫疾患が深く関係しています。
リンパ球が甲状腺の組織を攻撃することで炎症が起こるのです。
この病気では食欲がなくなってあまり食べなくなりますが、代謝が悪くなることによってカロリーを消費しなくなるので、体重が増えていきます。
通常では悪玉コレステロールの値が高くなるのは脂肪が多く含まれた食べ物を食べ過ぎた場合ですが、橋本病になると脂肪の多い食べ物の摂取の有無に関係無く、悪玉コレステロールの値が高くなる場合があります。
橋本病になると体内の細胞の基礎代謝が悪くなるので、コレステロールを分解する働きのある肝臓の基礎代謝も悪くなることが、悪玉コレステロールの値が高くなることと関係しています。

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心筋梗塞や動脈硬化などは、悪玉コレステロールの値が上がるのを放置することで起きる高コレステロール血症と関係がある場合があります。
コレステロールの値が高くなるのは橋本病とは関係ない場合があるので、別の病気が原因であると勘違いする場合もあります。
症状が橋本病と関係がある場合には橋本病自体を治療する必要があります。
甲状腺が腫れて首が太くなることが主な症状ですが、遺伝が関係する場合があります。
父母や祖父母が橋本病だった場合にも、本人が検査することは大切です。
血液検査で橋本病は簡単に調べることができます。
主に甲状腺ホルモンや甲状腺刺激ホルモンの値を調べます。
甲状腺ホルモンの濃度が低い場合は、甲状腺の機能が低下していることが分かります。
橋本病の症状が現われていない段階では、多くの場合に甲状腺ホルモンの濃度が基準値の範囲内にあるので、甲状腺ホルモンの値を調べるだけでは病気が発見できない場合も多いです。
しかし、症状がなくても甲状腺に異常がある場合には、下垂体から分泌されている甲状腺刺激ホルモンが多く分泌されるので、甲状腺の機能が低下していることが分かります。

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