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妊娠と甲状腺肥大の関係はヨード不足なので魚を食べることが大事

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甲状腺というのは首の前側にあって、のど仏のすぐ下に位置しています。
正常な時には手で触れてもわからないのですが、腫れてくると触ってもわかります。
また首を見ても腫れているのがわかります。
そして、この腫れによって体にさまざまな症状を引き起こすことがあります。
甲状腺の役割は、食べ物に含まれているヨウ素から甲状腺ホルモンを作り出し、血液中に送り出すことです。
甲状腺ホルモンは身体の発育を促進し、新陳代謝を活発化させる役目があります。
そのため甲状腺は小さい臓器ながら非常に大切な役目を果たしています。
女性は妊娠すると甲状腺が大きくなる傾向があります。
軽度の甲状腺肥大はそれほど心配はいらないのですが、適量のヨードを調理に使ったり工夫して摂取することが必要です。
また魚もなるべく食べるようにすることです。

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妊娠中に甲状腺肥大になるのは、ヨードとの関係によると考えられています。
胎児にヨードを取られたり尿としてヨードがたくさん失われるので、それが甲状腺肥大に関係しているのではないかと疑われるわけです。
このため男性よりも女性の方が甲状腺に関する病気を発症することが多いといわれています。
また甲状腺の病気は20代から40代の女性に多いので、妊娠している女性が甲状腺の病気にかかると、妊娠中毒症や流産を引き起こすことがあります。
また胎児にも健康障害が起こる場合もあります。
例えば橋本病バセドウ病などが甲状腺の病気としては有名ですが、軽度の場合はなかなか気がつきにくいのです。
妊娠中に脈拍が早くなったり遅くなったり、異常に汗をかいたり、気分が高揚したり落ち込んだりが激しい時は、医師に相談して診察を受けた方が安心できます。
更年期障害や自律神経失調症といった体全体に症状が現れる病気とも関連している症状もありますのでしっかりと検査を行うことが大事です。

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