バセドウ病　死ぬ　リスク

甲状腺　治療　症状 ＞ バセドウ病の原因・症状は？治療法や特徴は？ ＞ バセドウ病で死ぬかもしれないリスクとはどれくらい？

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甲状腺の病気であるバセドウ病は、体に様々な変調を引き起こします。
ですが、このバセドウ病が直接的な原因となって、死ぬリスクは非常に低いです。
死に至る前に色々な症状が現れてきますので、大概は発見されます。
ただ、高齢者の場合は少し注意が必要です。
バセドウ病では、心臓に負担をかけることが多くなります。
頻脈が高じて心房細動などが起こると、最悪の場合には心不全の可能性も出てきます。
元々心臓の働きが低下している高齢者は、心臓のトラブルが死ぬリスクに繋がります。
バセドウ病は、個人によって表れる症状に違いがあります。
ですので、自覚症状が乏しい場合は、発見が遅れます。
そうなると、かなりの長期間心臓の負担を抱えることになり、死ぬリスクは若干高くなります。
過労や体調不良が重なったときなどには、特に症状が強くなりやすく、注意が必要です。
こうしたことから死ぬリスクが低いバセドウ病も、油断は禁物と言えます。
治療を受けることが、死ぬリスクを下げるための近道です。

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このようなバセドウ病で気を付けたいのが、甲状腺クリーゼと呼ばれる症状です。
甲状腺クリーゼの状態になると、通常では見られないような頻脈となり、ショック状態に陥ります。
高熱が続き、死ぬリスクが一気に高まるため、特に注意したい状態です。
甲状腺クリーゼは、普通の生活の中ではまず起こらない症状と言えます。
大きな外傷や手術、甚大な恐怖感などにさらされた場合に、懸念される症状です。
しかるべき治療を受け、甲状腺ホルモンの値が安定していれば、起こる可能性はほとんどないと考えられています。
治療で薬を服用しているときは、副作用も疎かに出来ない注意点となります。
バセドウ病の治療薬には、白血球の減少や肝機能障害などの重篤な副作用もあります。
こういった副作用に気づかない場合も、死ぬリスクは若干高くなります。
副作用の場合は、即、命にかかわることは少なく、定期的な血液検査や体調の観察でほぼフォローが出来ます。
自分の症状に敏感になることが大切です。

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