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甲状腺機能低下症の検査と費用

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甲状腺機能低下症になると、新陳代謝の低下による症状が出ます。
体全体の元気がなくなったり、便秘や精神の活動の低下、むくみまたは皮膚の乾燥などがみられ、老化や腎臓病などと間違えられやすい症状が出ます。
甲状腺機能低下症の診断には、まず甲状腺が腫れているかをみて大きさ、固さなどを触診します。
また低下症に特徴的な症状があるかを診ます。
検査は甲状腺超音波の検査や血液検査が代表的になります。
血液検査では、甲状腺ホルモンであるT3、T4または脳下垂体から出る甲状腺ホルモンであるTSHの測定を行います。
これらにかかる費用としては、健康保険の適用が受けられますので、自身の負担額としては3割程度になります。
また他には、自己の抗体関係の検査もあります。

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甲状腺機能低下症と診断されると、治療になります。
この病気の治療は、甲状腺のホルモン剤を血液のT3やT4、TSHが正常化して症状が改善することを目標として服用します。
様々な治療法がありますが、特に妊娠をされた方には、注意が必要になります。
甲状腺機能低下症の方が妊娠されたら、流産の危険性が高くなり、胎児への影響が出る可能性が高いという報告もされています。
いずれにしても専門医が、産科の先生と密に連絡を取り、妊婦の甲状腺の機能を正常に保つ必要があります。
女性に多い病気なので、妊娠中に治療をするという事もあります。
もし妊娠した場合は、お腹のあかちゃんの為にも、きちんと治療を続ける事が大切になります。
これらにかかる費用も保険の適用内なので、自己の負担は3割程度で済みます。

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